世界で一番、高額な絵の値段は
495億円です。
とても高くないですか?(^_^;)
高すぎじゃないですか?
なぜそれほど値段が高いのか?
絵の価値がわからない理由など
海外の基準を交えて
わかりやすく解説します。
ぜひ御覧ください(・∀・)
絵の価値がわからない?アートって何?
“価値“について一般的な
意味を調べてみると
- どれくらい大切か
- どれくらい役に立つか
- 値打ち
とあります。
例えばスマホ
- どれくらい大切か
現在では仕事にかかせなくなりました
- どれくらい役に立つか
常にネットに繋がって便利
- 値打ち
上位機種だと10万円
これって多くの人が共有できる
価値ですよね。
お値段も納得です。
では絵の価値、お値段について
現在の最高額の絵を調べてみると
レオナルド・ダ・ビンチの
『サルバトール・ムンディ』
お値段、495億円です$$$
たっ高い!!
実際の作品を見てみると
技術的にも上手い絵ですよね。
じゃあこちらの絵はどうでしょう?
ピカソの作品で『アルジェの女たち』
落札価格は 200億円です(´・ω・`)
ピカソの作品はなぜ高い?絵画の価値や値段の付け方をわかりやすく!
この他にも
デ・クーニング『インターチェンジ』
334億円!
ポロック『ナンバー17A』
223億円!
こんな絵だったら自分にも描けそうじゃないですか?
っていうか落書き??
絵の価値について
値段が高い作品があることは
わかりました。
しかし
- どれくらい大切か?
- どれくらい役に立つか?
まーったくわかりませんよね
っていうかスマホと比べると
絵って役には立たないのに
なんでこんなに価値(値段)が
高いんでしょうか?
“絵の価値がわからない”
そんなあなたに絵の価値について
わかりやすく解説します。
絵の価値でなぜ値段が高いかわかりやすく!
一般的な”絵の値段”、美術品の価格は
- 需要と供給のバランス
- 歴史的・美的な価値
- 希少性
この3点で成り立っています。
ピカソを例に考えてみると….
ピカソは美術の歴史に名を残した
世界的に有名な画家です。
絵は歴史的・美的な価値が高いです。
世界的に大切な作品になっています。
アートのマーケットではピカソの絵の需要は高く
多くの人が欲しがっています。
そしてピカソは他界しているので
作品数は限られています。
世界的な需要より供給が少ないので
絵の希少価値が高まります。
結果としてピカソの作品は
200億円まで値がつり上がったのです。
しかし…1枚の絵が200億円って
高すぎないですか~
この理由はアートの市場が大きく
- プライマリー・マーケット
- セカンダリー・マーケット
2つの種類があるからです。
プライマリー・マーケットとは?
直訳すると「第一段階の市場」という意味で
簡単に説明すると、アーティストが直接
作品を売買することを指します。
アーティストが新しい作品をギャラリーで
発表、販売する、第一段階の売買取引です。
アーティスト、またはギャラリーが設定した
価格で作品が取引されます。
セカンダリー・マーケットとは?
直訳すると「第2段階の市場」という意味で
一度売買された作品を市場に出すことを指します。
世界的に有名なクリスティーズやサザビーズといった
有名な美術オークションは
このセカンダリー・マーケットです。
需要に比例して作品の価値が無限に上昇するので
ピカソの絵に200億円もの価格がつきました。
価格は時代によって変動しますが
ピカソの作品は今後も価値を高めそうです。
鑑賞はもちろんですが
資産価値としても役立ちます。
絵の価値で海外の基準とは?日本との違いは?
そもそもピカソを知らなければ
海外で絵の値段が高いのか?
理由もわからないと思います。
いきなりニュースで
ピカソ200億!と報じられても
日本ではなんのコッチャです(^_^;)
『アートなんてものは、ある人にはクズ、ある人にはゴールド。それでよかと』
エドワード・ヴァン・ヘイレンの言葉をちょっとモジッてみました(・∀・)#アート #イラスト #絵描き— ハポネコ@アーティストinメキシコ (@Japoneco1) 2019年3月23日
ある一定の人には
特別な価値があるのです。
海外では教養の一つとして
アートの教育が日本よりも盛んな印象です。
ハポネコが訪れたオランダでは
美術館の中で子どもたちが集まって
一つの作品をみんなで鑑賞していました。
先生が作品について説明するというより
子どもたちが自分の感じたことを
自分の言葉で表現していました。
自国の文化や歴史的背景を
理解していく活動です。
一方で日本では西洋の文明を取り入れるために
芸術や美術、恋愛といった新しい言葉を造り
国が芸術大学や美術館を立ち上げて
一気に西洋化に方向転換しました。
美術と芸術の違いや意味は?アートとは何か初心者にも簡単に解説!
それまでお寺に絵馬など奉納していた文化から
いきなり西洋の絵を理解していこうとしても
まだ馴染みが薄いんだと思います。
西洋の絵画については
ヨーロッパの国々では1000年以上の文化の積み重ね
日本では120年ほどです。
日本では”マンガ”の方が歴史的にも
画として伝統や歴史はあるのですが
1点の絵が200億で売れる市場は無いですよね~
なので
絵の価値がわからない?
なぜ値段が高いのか?
そう感じるのは日本人であれば
当たり前なのかもしれません。
でも市場が2種類あることがわかると
絵の価格や価値はわかりやすいと思います。
まとめ
絵の価値がわからない?
なぜ値段が高いか海外の基準をわかりやすく
解説してみました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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