点描画でポール・シニャックとは?代表作や作品の技法をわかりやすく!

Hola~ オラ~
こんにちは ハポネコです。

今回は点描画を広めたポール・シニャックについて調査!
代表作や作品の技法を調べました。

日本の美術館でも鑑賞できる作品があります。

わかりやすくまとめましたので
この機会にぜひ御覧ください。

点描画でポール・シニャックとは?

 

1863年11月11日
シニャックはパリで生まれました。

陽気で社交的な性格だったシニャック
新印象派を世に広めた功績が大きいです。

 

最初は建築を学んでいたシニャックは
18歳の時にドガやモネなど印象派の作品に
影響を受け独学で絵画の道へ。

 

1886年に第8回の印象派展に出品。
盟友のジョルジュ・スーラに出会い
点描画の影響を受けます。

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その後スーラが亡くなり
ショックを受けたシニャックは
ヨットで地中海を旅行。

 

その時に発見した小さな漁村
サン=トロペにアトリエを構えます。
点描画による海辺や港の風景を多く描きました。

 

スーラの技法にモネの色使いを組み合わせ
独自の点描画の画風を確立。

 

シニャックは画家ですが政治的には
アナーキスト(無政府主義者)であり
点描画以外にも論文や批評を多く執筆しています。

 

おそらくこのシニャックの活動がなければ
新印象派という言葉は知られることなく
スーラの作品も埋もれていたのかも…

 

またシニャックは保守的なサロンに対抗して
独立芸術家協会を結成し会長を努めます。
無審査で作品を出品できるアンデパンダン展を開催し
ここからキュビズムが生まれました。

 

若き日のマティスはシニャックを慕い
彼のアトリエに住み込んで影響を受けたり。

 

近代絵画の成立に大きな役割を果たしたシニャック。

 

1935年8月15日
71歳で命を終えます。

 

ポール・シニャックの代表作や作品の技法とは?

 

シニャックの代表作と日本でも鑑賞できる
作品について調べてみました。

 

作品名 朝食(Petit déjeuner)
製作年 1886-87年
所蔵 クレラー=ミュラー国立美術館
種類 油彩・画布
サイズ 89×115cm

1880年代に手掛けたシニャックの代表作。
当時のブルジョワ(富裕層)の朝食風景を
点描画で表現しています。
やや奇抜な空間構成は日本の浮世絵の
影響と指摘されています。

 

 

作品名 七色に彩られた尺度と角度
色調と色相のリズミカルな背景の
フェリックス・フェネオンの肖像
製作年 1890年
所蔵 ニューヨーク近代美術館
種類 油彩・画布
サイズ 73.5×92.5cm

シニャックの野心的な傑作
協力関係にあった評論家フェネオンの肖像を
色彩理論を使い点描画の技法で表現。
背景は日本の布地のデザインを
引用していると指摘されていて
新印象主義の中でも重要視されている作品。

 

作品名 アニエールの河岸
製作年 1885年
所蔵 埼玉県立美術館
種類 油彩
サイズ 60.2×92.2cm

パリ郊外のアニエールに流れる晩秋のセーヌ川を描いた作品。
画家や家族が大切に保管していた作品を
埼玉市が3億円で購入し話題に。

 

作品名 サントロペの港
製作年 1901-02年
所蔵  国立西洋美術館
種類  油彩、キャンバス
サイズ 131×161.5cm

スーラの死によって大きな衝撃を受けたシニャックは
1892年にヨットで地中海巡航の旅へ
旅行中に小さな漁村サン=トロペを発見。
以後10年ほどアトリエを構えパリを往復しながら
制作を続けました。
新印象主義の脱却とフォービズム誕生の
準備となったシニャックの代表作。

 

作品名  コンカルノー港
製作年
所蔵  ブリジストン美術館
種類
サイズ

 

作品名 レザンドリー橋
製作年
所蔵  オルセー美術館
種類
サイズ

ポール・シニャックの本や画集は?

 

 

まとめ

 

 

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