ポップアートの特徴とは?アンディの作品もをわかりやすく解説!

Hola~ オラ~ こんにちは ハポネコです。

今回はポップアートの特徴とは?
について調査!

描き方や技法についての情報や
アンディ・ウィホールの作品や
代表作について調べてみました。

年表や画像をつけて
わかりやすくまとめましたので
ぜひ御覧ください。

ポップアートとは何ですか?特徴や描き方は?

 

ポップアートとは現代美術の芸術運動で
大量生産や大量消社会をテーマを
表現した作品です。

 

1950年代半ばからイギリスから始まり
1960年代までアメリカを中心に広まりました。

 

年表を見てみると

ポップアートの前には抽象表現主義
その後にはランドアートやミニマル・アートが

 

1940年代の後半のアメリカでは

  • 巨大なキャンバス
  • 画面に中心がない
  • キャンバスは作家の痕跡

創作過程を重視した抽象表現主義が
ニューヨークを中心に世界へ影響を与えていました。

 

第2次世界大戦の後になると
誰もが大量生産の製品に囲まれ
大量に消費する安定した世の中に。

 

そしてそれまでの美術のテーマで自然といえば
山や海や農村でした。

 

でも大量生産で商品や広告が身近に溢れると
「こっちの方が親しみやすい新しい風景じゃない?」と
感じ始める若いアーティストが登場。

 

当時の大量消費による社会変化を
アートの文脈に取り入れたのが
ポップアートの始まりです。

 

それまでの抽象表現主義や自然の表現に対して
若者が反発する形で新しい表現が生まれました。

 

ポップアートの特徴的な描き方や
技法にコラージュがあるのですが
それ以前のシュルレアリスムとは違っています。

  • シュルレアリスム
    個性や内面や情緒を重視

 

  • ポップアート
    クール、ドライ、没個性、即物的

同じ技法でも全く正反対の特徴がありますね。

 

難しい現代美術の中でポップアートは
大衆に向けたわかりやすい特徴もあります。

 

ポップーアートで有名なアンディ・ウォホールの作品とは?

 

古典芸術では
観察して感じたことを(私が)どう表現するのか?
考えることが重要です。

 

でもアンディ・ウォホールの作品には
徹底して自分(私)がありません。

 

ポップアートはアートの歴史において
これまでにはなかった表現だから価値があり
アンディ・ウォホールは唯一無二の存在なのです。

 

大量に生産できるシルクスクリーンで
スターのイメージや商品やドル記号など
アメリカ社会のシンボルを作品化しました。

 

1965年(36歳)からは
ニューヨクでファクトリーと呼ばれる
スタジオを構えて、分業で作品を作ります。

 

その一貫した制作スタイルや作品が

  • アメリカの資本主義
  • 大衆文化のもつ大量消費
  • 非人間性
  • 陳腐さや空虚感

これらを表現していると
今日でも高い評価を得ています。

 

『将来、15分の間なら誰でも世界的に有名になれる』
アンディ・ウォホールの名言も有名です。

 

アンディ・ウォーホルは時代の変化を味方にして
アートの歴史では今までに無い逆張りをして
見事に成功を収めた印象です。

 

ポップアートの代表的な作品は?

 

リチャード・ハミルトン

1922年2月24日 – 2011年9月13日

 

イギリスの画家で彼の代表作
『一体何が今日の家庭をこれほどに変え、
魅力あるものにしているのか』は
ポップアートの始まりの作品といわれています。

 

ロイ・リキテンスタイン

1923年10月27日 – 1997年9月29日
ニューヨーク生まれ

新聞に連載された漫画の1コマを拡大し
印刷のドットまでキャンバスに描いた
作品のシリーズが有名。

油彩に見えないですよね。

 

アンディ・ウォーホル

1928年8月6日 – 1987年2月22日

コンプレックスの裏返しに
自分を投影しない無機質でクールな作品を
制作したと言われています。

 

まとめ

今回はポップアートの特徴とは?
アンディ・ウォホールの作品や
代表作について調査しました。

現代美術は時代背景や文脈の理解が重要。
ポップアートの作品はとてもわかりやすく
背景にダイナミックな時代性を感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です