Hola~こんにちは ハポネコです。
今回はメキシコのサルサ(ダンス)について
初心者でも上達できた練習や方法
踊るために通った教室などの
エピソードを紹介します。
ハポネコの具体的な体験談を
わかりやすくまとめました。
最終的には世界チャンピオンに
出会えて習うことになったよ!
絵やアートの上達方法に
通じる点もありますので
ぜひお気軽にご覧ください(・∀・)
サルサとの出会いとは?
まさか こんなことになるとは…
大音量が鳴り響く会場の片隅で
ハポネコはプルプルと
小兎の様に震えていたのでした。
メキシコでの生活が始まりまだ一ヶ月目
ハポネコはとあるメキシコの大学の
卒業パーティに誘われたのです。
誘ってくれたのはナジェリ
活動的で日焼けした
とても親切な女の子。
彼女は日本文化に興味があり
日本語を勉強していて
ハポネコにとても親切に
接してくれるのです。
ちなみにスペイン語圏では
パーティのことをフィエスタ
といいます。
ハポネコにとってこの日が
初めてのフィエスタ…
夜、どんなところで行われるのか
全く予想もできなく
ちょっと冒険の前の様な
ワクワクしながら会場へ
向かうのでした。
夜9時すぎくらい会場に到着
大きいイベント会場では多くの
学生が集まっています。
大学生のフィエスタは
なんとなくアメリカの映画で見た
雰囲気に近いのです。
アルコールも出回っているけど
20リットルのポリバケツに
安い酒をグルグルまぜていたり。
ハポネコは下戸なのですが
でもお祝いならしょうがないかと
コップに口を近づけてみる。
鼻をツンと突く病院の匂い
マズ~い
夜11時をすぎると大音量の音楽が鳴り響き
みな楽しそうに踊り始めます。
初めはそれぞれ軽く体を揺らす程度。
この時点でナジェリとは逸れてしまい
どこにいるのかわからなく
ハポネコは酔って迷子に(笑)
それから音楽が変わり
女性と男性がペアで踊りはじめます。
これが初めてのサルサとの出会いでした。
サルサとはプエルトリコ人が
ニューヨークで始めた踊り。
独特のリズムですたい。
日本人のハポネコには全くなじみの無い
初めて聞く音楽だったよ。
右も左も踊り方もわからないまま
会場でたたずむハポネコ
すると女の子に「おどるわよ」と右腕をひっぱられて
人の輪に吸い込まれたのです。
その女の子は力士の様な大柄な女性で
ハポネコはブルンブルンと振り回され
グイーングーインと強引に踊るというか
正直おかされた気分だった
いや、サルサのなにが楽しいのか
意味が分からない
そしてハポネコは会場の隅で
プルプルと震えていたのでした…
これがハポネコとサルサの
最初の出会い…最悪でしょう(笑)
でもなぜか嫌いにはなれなくて
ここメキシコで生活していくなら
踊れるようになりたい!
もっと楽しめるようになりたーい
と思ったのです。
たまたま近所に住む大学生(男)が
自分でサルサ教室を開いていて
そこから思いもよらない
メキシコでのダンス生活が
始まりました。
メキシコで初心者がサルサを踊る教室とは?
近所に住む大学生のホルへくんは
建築学部の学生。
以前キューバ人にサルサを習ったらしく
彼の自宅で教わることに。
一時間100円だったよ。
安い……
一言でサルサといっても様々なタイプがあり
メキシコではおおまかに
- ON1ステップ
- ON2ステップ
- キューバンサルサ
の3種類
他にもあるけどハポネコが習ったのはこの3タイプ
ただこの最初の時期、そんなに種類があるとも知らず
とにかくホルへのマネをするので精一杯…
っというか、どのリズムでステップを踏むのか
音がまーったく聞き取れなかったのです。
最初にどの音から足を踏み出すのか?
まずそれがわからない。
今考えるとホルヘはキューバのスタイルと
なんかいろいろ混ざった感じだったかな。
サルサの語源も色々ミックスする
サルサソースからきてるらしいので。
競技に出場するのでなければ
自分で混ぜながら研究するのが
楽しめると思いまする。
そこでハポネコは
最初に音を体に入れなきゃ!
なじませなきゃ!と思いついたのです。
でも音を体にいれるって?どうしよう?
頭で考えてもしょうがない。
行動あるのみ!
朝まず起きたらすぐにベットから飛び降り
真っ裸になったのです。
音を体にいれるのに
服が邪魔かなと思って(笑)
考える前にCDでサルサを流す。
そしてラジオ体操の様に
30分くらい毎朝踊るのです。
すると一ヶ月くらいで自然と
どこでステップを始めるか
ちゃんと体感することができた~
考えなくてもいい!感じるのだ!
ただ真っ裸で踊ってたから
リズムにあわせて股間が
ペチんペチんと太ももに当たり
それを避けるようにリズムをとってたら
かなり独特な踊り方になってしまった…
…サルサの歴史は浅い….
とあるモテない男の子が
女の子と踊りたいがために
自宅の部屋で悶々と一人で練習してたらしい。
リズムがずれたまま…
ある日彼はコンサートのバックダンサーに選ばれて
その踊りを披露した。
リズムがずれた独特のステップに
会場のみんなが驚いて熱狂した…
それがON2ステップの始まりと聞いています。
ハポネコはどうやら新しい
ON3ステップを発見してしまったw
この頃は自宅にインターネットがなくて
図書館のコンピューターで
様々な踊り方のビデオを見て研究していたよ。
自宅ならその場で踊りながらコピーできるけど
図書館ではそういうわけにはいかない….
裸にはなれないし…
だから一時停止を繰り返して
絵を描いて踊りをコピーしてました。
それを自宅に持って帰り
体を動かして再現するとです。
このときのドローイングはとても下手だけど
かなりドキドキしながら真剣に線を引いていて
とてもいい思い出になっているよ。
その頃のハポネコは大学の仕事をみつけ
次の新しいまちに住み始めていた
その街でたまたま発見した
サルサ教室に入門するのでした….
メキシコのサルサ教室で上達する方法とは?
メキシコに来て初めてのサルサ教室へ
仕事も見つかったのでお金に余裕ができ
月謝を払って習うことに決めました。
その教室は生徒も多くて
時間帯は午後5時から9時まで
その間に1時間だけ
好きな時間に習うことが出来るシステム。
月謝は日本円で1000円ほど
毎日あったのでかなり安く感じました。
先生は男の人で
チリチリパーマの肉食系
教室は町中の大通りに面していて
立地がいい場所なので
入会する人が多いのです。
でも辞める人も多い..
ここ先生は可愛い女生徒が来ると
必ずペアになってベタベタやるのです。
それで辞める人が多いのよ。
ハポネコはなんだかなぁーと
げんなりしたけど….
生徒に優秀な人が多くて
先生のかわりに教えていて
その教え方が勉強になったのです。
先生によって教え方が全く違っていて
ちゃんと生徒に合わせてペース配分を
コントロールできる先生は上手いと
感じたかな。
間というかテンポというか
相手が必要なときに正しいタイミングで
適切な言葉をかけるような。
そんなバランス感覚がある先生が
いいなぁって感じました。
踊りが上手い先生でも
教え方が上手とは限らないのですね~
それは絵を教える仕事も同じで
ハポネコはとても勉強になったのです。
教え方を学ぶには習い事は最適じゃないかな。
初心を忘れないためにも
たまに習い事をやってみるのはいいのかもしれない。
慢心は落とし穴になるよ。
この教室では発表会があって
それに向けてモチベーションを上げていくようなスタイル。
確かにただ倣ってるだけはマンネリ化してしまうし
緊張感がある方がいいよね。
ただいきなり町の一番大きな
市民ホールで発表することになった。
ハポネコはモクモクと毎日練習を積み重ねて
昨日よりもちょっとだけ進化する様な感覚が好き。
でもペアダンスが苦手..
それを人前で発表するなんてー
ただサルサを習うことで言葉が通じなくても
体一つでコミュニケーションと表現が可能だし
今までに無かった感覚を海外で得られて
とても大切な経験になったよ。
一年ほど毎日通うと
もうこの教室では習うことがなくなってきた。
すると次は近所で世界チャンピオンが
教えるサルサ教室を近所でみつけたとです。
ハポネコは本能の赴くまま
入門するのでした。
サルサの世界チャンピオンに習ったお話
もっと上手になりたいなぁと
色々な人に聞いていたら
自宅から歩いて10分くらいの所に
サルサの世界チャンピオンが
教室を開いているのを発見!
女性の先生マリッツァが
自宅を改装してサルサ教室に。
このマリッツァがすごくて
バレエから踊りを始めた
ダンスのスペシャリストで
やっぱり世界チャンプは
マインドとか練習とか
日々の向き合い方が
レベチと感じました。
サルサを踊ってみると
男性のどんなリードにも
瞬時に120%のパフォーマンスで
反応する懐の深さみたいなものを
感じたのです。
あと教室はもうスクールカーストというか
踊れる人が正義!みたいな感じで
世界チャンプ(男の方)がモテモテで
誰がパートナーになるのか!
大奥のようなちょっとドロドロした
世界も見れましたね~
海外生活の最初の頃って
慣れない習慣や人間関係が多いのです。
それでストレスを抱え込んだり
鬱っぽくなる人も多いそうなんですが
ハポネコはサルサに出会えて
問題なく過ごすことができました。
最初は会場の片隅で
プルプル震えてましたが(笑)
メキシコでサルサを習ったり踊ってれば
楽しい交友関係も生まれやすいので
オススメですよ~
まとめ
今回はメキシコのサルサ(ダンス)について
初心者でも上達できた練習や方法
踊るために通った教室など
エピソードを紹介しました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また他の記事でもお会いしましょう!
ノスベモス!またね~
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