Hola~ オラー こんにちは ハポネコです。
今回はパブリックアートについて調査!
目的や歴史的な背景を詳しく調べました。
日本に輸入されて30年ほどの概念です。
海外の作品も一覧にまとめてみました。
パブリックアートとは?何なのでしょうか?
わかりやすくまとめましたので
ぜひ御覧ください。
パブリックアートとは?何ですか?わかりやすく解説
パブリックアートとは日本語で公共芸術
美術館やギャラリー以外で広場や道路や公園など
公共的な空間に設置される芸術作品がパブリックアートです。
・古代の洞窟画やピラミッド
・ルネサンスの彫刻や凱旋門など
公共の施設に設置する芸術は昔からあったのですが
パブリックアートという概念や言葉は
1960年代のアメリカで生まれました。
歴史をさかのぼってみますと…
世界的な大恐慌が起こった後の1930年代
多くのアーティストは失業してしまいました。
そこでアメリカ政府は『連邦美術計画』を立ち上げ
多くのアーティストを雇って壁画や公共建築の彫刻を作らせ
芸術家支援を行ったのです。
うーん夢のような計画です。
政府が直接介入した政策により
芸術作品が市民へ身近に行き渡る効果が
大きいお金が動きましたよ~
そして戦後はアメリカ政府が芸術家支援のため
積極的に芸術作品を発注。
市民が身近にアートを感じれる文化的な土壌があったから
税金も問題なく使えたのです。
1950年~1960年代の都市再開発政策の中では
都市に芸術作品が置かれるようになり
パブリックアートという言葉が誕生しました。
パブリックアートの目的とは?わかりやすく解説
パブリックアートの目的は主に2点
1.アート作品を街や公園に置いて
市民の身近なものにすること
2.アート作品を設置して
その都市の場所・住民の歴史・願いを形にし
公共の福祉の向上や地域共同体の活性化に
結びつけたり、その都市に文化価値を与えること
この2点、わかりやすいですね。
戦後のアメリカで生まれたパブリックアート
都市に文化価値を与えるために
アート作品が需要な役割を担ったのです。
それ以前にフランスでは1950年から
建築費の1%を芸術品購入に当てる
「パーセントプログラム」が導入されていました。
アート作品の価値を上手く取り入れた制度です。
日本では1990年前後からパブリックアートの言葉や
概念が導入されました。
それ以前には「野外彫刻」として実施。
表現形態はブロンズや石のほか
金属・樹脂・水・映像・パフォーマンスアートなど
物質にとらわれない表現に多様化しています。
現代のパブリックアートは単に公共空間の
アート作品のことだけではなくなっています。
地域社会の創造や地域の暮らしと関わり
さらには「まち」そのものをアートにと
幅広く議論されています。
海外や日本の有名なパブリックアートの一覧!
クラウド・ゲート|Cloud Gate
アニッシュ・カプーアの彫刻で愛称は「ザ・ビーン」
風景と自分が映り込む曲面はSNSでも話題に。
アメリカ、シカゴにあるパブリック・アート
『LOVE』
ニューヨークのマンハッタンにある
ロバート・インディアナの作品
東京の新宿アイランドタワーにも同じ作品が
『エンジェル・オブ・ザ・ノース』
イギリス北部・ゲーツヘッドにある
アントニー・ゴームリーによる巨大オブジェ
『水平線礼賛』(Elogio al Horizonte)
スペイン北部・ヒホンにある
エドゥアルド・チリーダ(Eduardo Chillida)の作品
チリーダは鉄や石で多くの抽象彫刻を残した。
『Fulcrum』
リチャード・セラ、『Fulcrum』 (1987)
ロンドンのリバプールストリート駅の入り口
コールテン鋼製の16.8mの高さの彫刻
まとめ
今回はパブリックアートについて調査!
目的や歴史的な背景も調べてみました。
日本ではまだこれから広まりそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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